蘭州市について
中華人民共和国甘粛省蘭州市 Lanzhou
友好都市提携
昭和57年(1982年)8月5日
提携の由来
昭和53年(1978年)に日中平和友好条約の締結により、秋田市民の間に隣国である中国の都市との交流促進の機運が高まるなか、北京の中日友好協会から蘭州市との友好提携についての勧誘がありました。それを契機に、市民代表らが蘭州市を訪問して相互理解を深め、昭和57年(1982年)、友好都市提携に至りました。
概要
- 蘭州市は甘粛省の省都で、政治・経済・文化・交通などすべての分野における甘粛省の中心都市で、人口はおよそ361万人です。
- 北京の西北約1,800キロメートルの黄河上流、中国のほぼ中心に位置します。
- 漢族、回族、満州族、東郷族など14の民族が住む中国西北地方における第二の大都市で空路、鉄道、自動車道ともに沿海地区と西北地帯を結ぶ交通の拠点となっています。
- 日本から蘭州までは、北京で飛行機を乗り継ぐのが一般的です。羽田または成田から北京まで約4時間、北京から蘭州まで約2時間、計6時間程度かかります。
- 秋田市と蘭州市とでは1時間の時差があり、秋田市が午前9時の時、蘭州市は午前8時です。
小史
- 蘭州市の歴史は古く、かつて金城に築城されたことに由来して紀元前より南北朝にかけては金城と呼ばれていました。
- その後、隨の時代、581年に蘭州総督府が設けられて以来、蘭州市と呼ばれるようになり、すでに1400年余りの歴史があります。
- かつては、黄河を超えるシルクロードの中央ルートとして、アジア、アフリカ、ヨーロッパの人々が往来した交通の要衝でした。
- 1667年に甘粛省の省都に定められました。
産業など
工業
蘭州市は全国的に知られる新興工業都市であり、市内には精油、石油化学工業、金属治金、綿と毛の紡績、皮革加工、鉄鋼、製紙などの工場が集積しています。
農業
穀類は、小麦、豆類、馬鈴薯、とうもろこし、ひえなど、経済作物は、野菜、搾油原料、果実、葉たばこ、漢方の原料、綿花などを栽培しています。中でも瓜類の生産が盛んで、古来「瓜の里」と称されています。
牧畜
牛、馬、羊、ラクダの主産地で、特に馬と羊が全国的に有名です。
地下資源
石炭、石油、銅、亜鉛、銀、金、鉄、マンガンおよび石灰石、耐火泥土、石英、花崗岩など、豊富な埋蔵量を有するといわれ、今後の開発が期待されています。

秋田市と蘭州市の友好都市提携5周年を記念し、昭和62年(1987年)
に整備され、令和3年(2021年)に修繕されました。
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