安全な水道水について
水質検査計画
「水質検査計画」とは、水質検査を正しく適切に行うとともに、その透明性の確保を目的に、検査項目・検査地点・検査回数などを定めたもので、毎年策定しホームページなどで公開しています。
水質に関するお問い合わせは、浄水課水質管理室(電話:018-828-1451)までどうぞ。
検査項目
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水質基準項目(51項目)
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法令で基準値が定められていて、検査が義務付けられている項目です。
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水質管理目標設定項目(24項目)
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将来にわたり水道水の安全性を確保していくために、「水質基準項目」に準じて水道水の水質を管理していく上で留意すべき項目です。
検査地点・回数
- 市内23カ所のじゃ口や浄水場、配水池などで、定期的(毎月1回)に検査を行っています。
- 色、濁り、消毒の残留効果については、市内35カ所のじゃ口の水で毎日検査を行っています。
検査結果の公表
- 水質検査計画に基づく水質検査結果は、「水質年報」として取りまとめ、公表しています。
- また、月ごとの水質検査結果を速報値としてお知らせしています。
水道水と塩素処理
お客さまに安全な水をお届けするために、水道水は法律(水道法)によって塩素による消毒処理が義務付けられていて、じゃ口から出る水道水1リットルにつき0.1ミリグラム以上の残留塩素が含まれていなければなりません。
上下水道局では、快適な水道水をお届けするために、残留塩素が一定量を超えないように調整しています。お届けする水道水に含まれている残留塩素は、ごく微量なものなので健康に影響はありません。
【水道水のにおいの原因は?】
- 塩素臭:上記のとおり、水道水には病原菌などの汚染を防ぐため、塩素で消毒をしています。残留塩素によって塩素臭を感じることがあります。
- 金気臭:水道水が配水管で長く滞留していると、使い始めには溶け出した金属によって金気臭を感じることがあります。においが気になるときは、しばらくかけ流しをしてから使用してください。(かけ流しした水は他の用途に利用してください)
水道水でインフルエンザ対策
一般的に、インフルエンザウィルスは塩素消毒によって速やかに感染性を失います(新型インフルエンザも同様と考えられます。)。水道水は残留塩素が含まれているので「安全」です。
感染予防のために、外出からの帰宅時、食事前など水道水でこまめに手洗い・うがいを行いましょう。
注:厚生労働省やWHO(世界保健機関)によると、インフルエンザウィルスは塩素消毒によって死滅、または感染性を失うとされています。
健康のために水を飲みましょう
私たちが生きていくために「水」は欠かせないものです。その摂取量が不十分になると、熱中症を引き起こしたり、脳梗塞や心筋梗塞の要因になることもあります。脱水予防のため、水分補給は「早めに、こまめに」を心がけましょう。
健康に過ごすための水の正しい飲み方
のどの渇きは脱水が始まっている合図です。
乾きを感じる前に水分を摂るようにするなどの習慣をつけましょう。
水分が不足しやすい時
- 寝る前
- スポーツの前後
- 入浴の前後
- 飲酒の前後など
水道水をよりおいしく飲む方法
水道の味には「温度」と「残留塩素」が大きく関わってきます。水道水をよりおいしく飲むことができる手軽な方法をご紹介します。
冷やす
水道水を10~15℃くらいに冷やして飲むとおいしく感じられます。
沸騰させる
沸騰させてからフタをとり、3~5分そのまま火にかけ続けます。あとは、冷ましてから冷蔵庫に入れてください。
くみ置きする
鍋や口の広いきれいな容器に入れて、一晩ほどくみ置きしておくと、塩素がほどよく抜けておいしく飲むことができます。
茶葉やレモン汁を入れる
お茶の葉やレモン汁2~3滴を水に入れると塩素臭を消すことができます。ほんのりレモン風味でさわやかに飲むことができます。
塩素が抜けた水は、細菌類の繁殖に注意し、早めに使用してください。
朝一番の水は飲み水以外に
朝一番に使う水や、長期間留守にした後の使い始めの水には、残留塩素がなくなっている場合があります。また、ご家庭の水道管に鉛が使われている場合には、鉛が溶け出していることもあります(注)。
このようなときは、念のためバケツ1杯程度の量を洗濯や掃除など飲み水以外の用途にお使いください。
注:鉛製給水管については、下記を参考にしてください。
お問い合わせ
インフルエンザ対策・水の飲み方について:総務課
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電話
- 018-823-8434
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このページに関するお問い合わせ
秋田市上下水道局 総務課
〒010-0945 秋田市川尻みよし町14-8 3階
電話:018-823-8434 ファクス:018-824-7414
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