ミネバネ!現代アート タグチアートコレクション
ミネバネ!現代アート タグチアートコレクション
展覧会概要
タグチアートコレクションは、実業家の田口弘氏、娘の美和氏の2代にわたって収集された、アメリカ・ヨーロッパ・中南米・アフリカ・アジア・日本など世界各地の現代アート作品からなる国内有数のコレクションです。 本展は、秋田県立美術館と秋田市立千秋美術館の2会場で、グローバルな視点で選び抜かれた、個性豊かな現代アートの世界を約100点により紹介するものです。展覧会タイトルにある「ミネバネ」は、「見なくちゃ」を意味する秋田の方言です。奈良美智、村上隆、マーク・クイン、キース・ヘリングら、グローバルに活躍する作家たちの見逃せない作品の数々を「自然の営み」「人間の営み」「モノクローム」「カラー」という4つのテーマに分けてご覧いただきます。
- 会期
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令和7年7月19日(土曜日)から9月7日(日曜日)まで
会期中無休
- 開館時間
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午前10時から午後6時まで(最終入館は午後5時30分)
秋田竿燈まつり期間中(8月3日から6日まで)は午前9時開館
- 会場
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秋田県立美術館 (秋田市中通一丁目4-2)
秋田市立千秋美術館 (秋田市中通二丁目3-8)
- 主催
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タグチアートコレクション展実行委員会
(秋田県、秋田市立千秋美術館、秋田魁新報社、公益財団法人平野政吉美術財団)
- 後援
- ABS秋田放送、AKT秋田テレビ、AAB秋田朝日放送、エフエム秋田、CNA秋田ケーブルテレビ
- 企画協力
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公益財団法人公益推進協会 タグチ現代芸術基金、一般社団法人アーツプラス現代芸術研究所、アート・オフィス・シオバラ
- 観覧料
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一般1,500円 大学生1,000円 高校生以下無料
注)20名以上の団体、前売、および障がい者割引料金は一般1200円、大学生800円。観覧券は2館共通。どちらの会場からもご覧いただけます。
- 前売券販売所
- さきがけニュースカフェ(エリアなかいち内)、秋田市立千秋美術館、カフェ光風(秋田県立美術館2階)、県庁地下売店、ローソンチケット(Lコード21831)、セブンチケット(セブンコード110-069)
- 前売券取次所
- 秋田魁新報社県内支社・支局、秋田魁新報販売(ご予約の上、取り寄せになります)
出品作家
アローラ&カルサディーラ、ジョナタス・デ・アンドラーデ、ジョエル・アンドリアノメアリソア、青山悟、淺井裕介、ピーター・ブレイク、ステファン・ブルッゲマン、ヂャン・リーレン(張立人)、ホセ・ダヴィラ、ガーダー・アイダ・アイナーソン、エルムグリーン&ドラッグセット、ユージーン・スタジオ/寒川裕人、エキソニモ、サム・フォールズ、マーク・フラッド、五木田智央、カタリーナ・グロッセ、スボード・グプタ、ピーター・ハリー、ハム・キョンア、キース・ヘリング、N・S・ハルシャ、セクンディノ・ヘルナンデス、ダミアン・ハースト、ドナ・フアンカ、ラシード・ジョンソン、ハイヴ・カーラマン、金氏徹平、加藤泉、川俣正、セイドゥ・ケイタ、鴻池朋子、キュンチョメ、ショーン・ランダース、ディン・Q・レ、ルー・ヤン(陸揚)、ベアトリス・ミルハーゼス、ジョナサン・モンク、ムン・キョンウォン&チョン・ジュンホ、モリマサト(MUSTONE)、森村泰昌、ザネレ・ムホリ、ヴィック・ムニーズ、村上隆、オスカー・ムリーリョ、奈良美智、タミー・グエン、サミュエル・ノロム、大竹伸朗、大岩オスカール、オノ・ヨーコ、ジュリアン・オピー、オスジェメオス、エミリオ・ペレス、ロブ・プルイット、マーク・クイン、アンセルム・ライル、マリナ・ラインガンツ、トーマス・ルフ、エドワード・ルシェ、坂本和也、さわひらき、澤田知子、塩田千春、エリアス・サイム、ボスコ・ソディ、空山基、杉本博司、杉戸洋、鈴木ヒラク、高橋喜代史、田名網敬一、照屋勇賢、ハンク・ウィリス・トーマス、ミカリーン・トーマス、ガヴィン・ターク、グザヴィエ・ヴェイヤン、ケヒンデ・ワイリー、山田周平、山城知佳子、柳幸典
展示構成と主な出品作品
秋田県立美術館
自然の営み
私たちは自然に囲まれて生き、時にその美しさに心を奪われ、時にその残酷さに打ちひしがれます。本章では、花や木、大地、空、海、そこで育まれる動物などの表現に着目し、作家たちの自然にまつわる多彩なアイデアとアプローチを紹介します。

© Oscar Oiwa
モノクローム
モノクロームとは、一色や単色を意味し、一般には白と黒、その階調であるグレースケールに用いられます。本章では、白黒を基調とした、独創性に富んだ30点を展示します。無彩色での表現に焦点を当てることにより際立ってくる、それぞれの作品の素材感やメッセージ性の違いをご覧いただきます。

© JASPAR, Tokyo, 2025 and Chiharu Shiota
秋田市立千秋美術館
人間の営み
人は社会的な存在であり、他者との関わりの中で生き、家族、地域、国家など、さまざまな規模の集団の中で役割を担っています。本章では、人種・民族・ジェンダー・宗教・経済など、人間のさまざまな営みへと繋がる作品を紹介します。


© Zanele Muholi, Courtesy of Zanele Muholi; Southern Guild, Cape Town/Los Angeles; and Yancey Richardson, New York.
カラー
私たちが日常的に囲まれているさまざまな色は、心を癒したり、興奮させたりと、心理的な作用を及ぼします。抽象表現中心の本章では、作家が色を巧みに用いて制作した作品と鑑賞者が対峙することで生まれるコミュニケーションやそれぞれのストーリーを引き出します。

© Beatriz Milhazes
関連事業
対談「しったげおもしぇ。コレクション裏話っこ」
講師:田口美和氏(タグチアートコレクション共同代表)
塩原将志氏(アート・オフィス・シオバラ代表取締役)
日時:7月19日(土曜日)午後2時から3時30分まで
会場:秋田市立千秋美術館 3階講堂
対象:定員70名、聴講無料
申込:7月7日(月曜日)午前9時30分より千秋美術館で電話にて受付
見でけれ。映像作品上映会
[A]ムン・キョンウォン & チョン・ジュンホ《妙香山館》2014年、16分14秒
上映日:7月30日(水曜日)、8月9日(土曜日)
[B]山城知佳子《肉屋の女 2016年版》2016年、27分30秒
上映日:8月2日(土曜日)、20日(水曜日)
[C]ルー・ヤン(陸揚)《DOKU the self》2022年、36分
上映日:8月3日(日曜日)、27日(水曜日)
[D]ヂャン・リーレン(張立人)《バトルシティー1-台湾の栄光-》 2010-2017年、26分22秒
上映日:8月4日(月曜日)、8月16日(土曜日)
[E]ヂャン・リーレン(張立人)《バトルシティー2-経済の奇跡-》 2018-2021年、45分42秒
上映日:8月5日(火曜日)、8月30日(土曜日)
[F]キュンチョメ《完璧なドーナツをつくる》2018年、41分38秒
上映日:8月6日(水曜日)、8月31日(日曜日)
9月6日(土曜日)午後2時より完全版(1時間46分)を上映
上映開始時間:午前10時30分、午前11時30分、午後1時30分 午後2時30分、午後3時30分
会場:秋田市立千秋美術館 3階講堂(各回定員50名。申込不要。展覧会チケットが必要)
学芸員の見ねばねレクチャー
日時:7月26日(土曜日)、8月23日(土曜日)
各回とも午後2時より30分程度
会場:秋田県立美術館 1階レクチャールーム
(各回定員40名、展覧会チケットが必要)
申込:6月23日(月曜日)午前10時より秋田県立美術館で電話にて受付
プロジェクションマッピング「holes and buildings (AKITA)」
作家:金氏徹平氏(本展出品作家)
日時:8月15日(金曜日)、16日(土曜日)
各日とも午後7時から9時まで(荒天中止)
会場:秋田県立美術館エントランス前
観覧:無料
共同制作:山田晋平氏(舞台映像デザイナー)
主催:一般社団法人アーツプラス現代芸術研究所
同時開催「シルクスクリーンプリントイベント」
金氏徹平氏による本展オリジナル絵柄をお好きな持ち物にシルクスクリーンプリントします。
日時:8月15日(金曜日)、16日(土曜日)
各日とも午後5時から9時まで(荒天中止)
会場:秋田県立美術館前屋外スペース
料金:一カ所につき、小500円 大1000円
協力:いとう版画工房
夏休みアートワークショップ
夏休み期間中、展覧会出品アーティストを講師に迎え、さまざまな表現に挑戦するワークショップを行います。夏休みの自由研究・自由工作のヒントにもなるかもしれません。皆さまのご参加をお待ちしています。
坂本 和也 ワークショップ 「 私のみどり 」
「みどりって何色?自分の緑を作って描こう!」大手門のお堀でのフィールドワークで葉脈を観察した後、マスキングを用いてキャンバスに絵画を描いていきます。
講師:坂本和也氏(画家)
日時:7月20日(日曜日)午前10時から12時まで
受付は開始15分前より行います
場所:秋田市文化創造館 1階コミュニティースペース(秋田市千秋明徳町3ー16)
人数:20人
対象:中学生から高校生まで
参加費:500円 ( 材料費 )
持ち物:鉛筆、消しゴム、帽子、飲物、作品お持ち帰り用の袋、おてふき
申込:7月5日(土曜日) 午前10時 よりPeatixにて募集開始
注:・ 雨天時は主に館内にて、花瓶に活けた蓮の葉脈を観察します。
・ 汚れてもいい服装でお越しください。
・ 当日は「与次郎駅伝」開催に伴う交通規制があります。
澤田知子 ワークショップ「 私は、だあれ? 」
「頭の中で考えたことをアーティストのように作品にしてみよう!」作家からの質問に答えながら見えてくる「自分」を軸に、展示室内でセルフポートレートを撮ります。澤田さん本人から、作品についてもお話しいただけます。
講師:澤田知子氏(写真家)
日時:7月25日(金曜日) 午前10時30分から12時30分まで
受付は開始15分前より行います
場所:秋田県立美術館 1階レクチャールーム
人数:15人
対象:小学3年生 から大人まで
参加費:500円 ( 材料費 ) 、大学生以上の場合は要展覧会チケット
持ち物:筆記用具、カメラ付き携帯電話
申込:7月5日(土曜日) 午前10時からPeatixにて募集開始
青山 悟 ワークショップ 「 遠い誰かへ贈るブローチ作り 」
「アーティストは何のために、誰のために作品を作っていると思う?」青山さんからの問いかけから、フェルトを切ったり、貼ったり、縫ったりして、遠い誰かへ贈るブローチを作ってみよう!
講師:青山悟氏(芸術家)
日時:8月11日(月曜日・祝日)午前10時15分から12時15分まで
受付は開始15分前より行います
場所:秋田市立千秋美術館 3階講堂
人数:20人
対象:小学生から高校生まで
注:スペースの都合により、会場内は参加する方のみとさせていただきます。必要な場合などは、終了時刻にお迎えをお願いいたします。
参加費:500円 ( 材料費 )
申込:7月19日(土曜日)午前10時よりPeatixにて募集開始
金氏 徹平 ワークショップ「 コラージュ holes and buildings 」
ビルの穴からいろんなものが飛び出てくる金氏さんの作品のように、写真を撮って、切って、貼って、コラージュしてみよう!
講師:金氏徹平氏(美術家)
日時:8月15日(金曜日) 午前10時30分から12時まで
受付は開始15分前より行います
場所:秋田県立美術館 1階レクチャールーム
人数:15人
対象:小学生
注:スペースの都合により、会場内は参加するお子さまのみとさせていただきます。必要な方は、終了時刻にお迎えをお願いいたします。
参加費:500円 ( 材料費 )
持ち物:空き箱 ( お菓子の箱や、ティッシュボックスなど )
申込:7月19日(土曜日) 午前10時よりPeatixにて募集開始
小学生鑑賞ツアー カードゲームでおしゃべりしよう
「どんな声が聞こえそう?」「どんな味がしそう?」いろいろな問いかけのカードゲームを使って、現代アートとのおしゃべりを自由に楽しんでみよう!
日時:7月25日(金曜日) 午後2時から3時30分まで
受付は開始15分前より行います
場所:秋田県立美術館 展示室、秋田市立千秋美術館 展示室
注:集合場所は秋田市立千秋美術館 3階講堂
人数:10人
注:スペースの都合により、展示室内は参加するお子さまのみとさせていただきます。必要な方は、終了時刻にお迎えをお願いいたします。
対象:小学3年生から6年生まで
参加費:無料
持ち物:水筒(飲み物)
担当:田辺梨絵氏(タグチアートコレクション 教育普及研究員)
申込:7月5日(土曜日) 午前10時より Peatixにて募集開始
関連トークイベント
坂本 和也 「 自然との関わり、絵画ができるまで 」
日時:7月20日(日曜日) 午後2時30分から3時30分まで
場所:秋田県立美術館 1階レクチャールーム
聞き手:米山茉未 ( 秋田市立千秋美術館 学芸員)
青山 悟 「 消えゆくもの / 伝えるべきもの 」
日時:8月11日(月曜日・祝日) 午後2時から3時30分まで
場所:秋田市立千秋美術館 3階講堂
聞き手:田口美和氏 ( タグチアートコレクション共同代表 )
金氏 徹平 「 日常の中にある表現のヒント 」
日時:8月16日(土曜日) 午後2時30分から3時30分まで
場所:秋田県立美術館 1階レクチャールーム
聞き手:芦立さやか氏( 秋田市文化創造館 ディレクター )
後藤仁氏( ココラボラトリー 代表 )
注:トークは申込不要( 参加無料、展覧会チケットが必要です )
注:いずれの会場もお席には限りがございます。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
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このページに関するお問い合わせ
秋田市観光文化スポーツ部 千秋美術館
〒010-0001 秋田市中通二丁目3-8(アトリオン)
電話:018-836-7860 ファクス:018-836-7862
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