重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について
2012年、日本では初めて患者が確認されました。
感染経路
ウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染します。
潜伏期間
6日から2週間程度
症状
原因不明の発熱、消化器症状(食欲低下、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛)が中心です。
特に頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳など)、出血症状(紫斑、下血)を引き起こします。
予防方法
現在のところ有効なワクチンはありません。マダニに咬まれないようにすることが大切です。
- 草むらや藪など、マダニが生息する場所に入る場合は、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用して肌の露出を少なくする。
- 野外活動後は入浴し、マダニに刺されていないかを確認する。
- 吸血中のマダニを見つけた場合、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまうおそれがあるため、医療機関(皮膚科)で処置してもらう。
- マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱などの症状があった場合は医療機関を受診する。
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秋田市保健所 健康管理課
〒010-0976 秋田市八橋南一丁目8-3
電話:018-827-5250(感染症・難病担当)
ファクス:018-883-1158
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